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オリジナル創作小説に関するあれこれを書き連ねる
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ブログがまだ残っていたのを発見したので投稿テスト
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2010年総括
今年書いたものリスト
ロリコンと天使と悪魔と 31.5KB
文化祭1 24KB
文化祭2 8.6KB
緋色水晶本編 41.7KB
学園時空一話5KB
一週間が早くてびっくりする話 7KB
twitter描写集 10KBくらい??

127KBくらい?
歴代最高じゃないだろうか…
でももっと速くたくさん書けるようになりたいです!!
来年はこれの…倍書く!言うだけタダ!


2011年の目標!
・緋色水晶完結!
 ガンガン進めたいのです。

・時空物語更新!
 ガンガン進めたいのです(;ω;`)

・文章を上手くする
 描写に広がりを持たせたい。色々な作家さんのを参考にしたいです。
 
・絵を上手くする!
 複雑な構図の、漫画っぽい絵、戦闘シーンとか描けるようになる。
 フリフリひらひらとかごまかさないで上手に書く;
 手も色々描く
 あとセンス欲しい!

続きからは2010年の更新履歴です。

物書き進化録 リンク集 様に登録させていただいています。
http://www3.rocketbbs.com/601/monokaki.html
2011 7/3 追加しました。

2000?(小4)
ゴゴゴーーーー一瞬,なんだ?と思った.数秒後,それが何か分かった.洪水だ.しかも,海水に違いない. 
ポン!とおとがした.そのあとは,水の音に何もかもかき消されて,何も聞こえなかった・・

2000か2001(小5)
ここはとある空の下。とある大地の上。決まった時の流れの中、歴史の中の一部。地球。そこから総ては始まったのだ。長い、そして永い、戦いによって。その始まりの出来事は、人類が生まれて間もない時代へさかのぼる――――。
それは火ができたばかりの時代、人が生き物を殺し、皮を剥ぎ取り、肉を裂いて生活へと回していた、そんな時代。
生き物達の『野生』本能は、『魔物』としての心は、そこから始まったのだった。

2002 ペガサス(小6)
 とある冬のことだった。
 肌も凍るような風が、壁の隙間から吹いてくる。その風が頬に当たり、ソラは眼を覚ました。汚れた窓を開くと、朝焼けの空を鳥たちがはばたいている。優雅に、軽やかに、楽しそうに。
「いいなあ……私も翼がほしい。この苦しみから抜けて自由に飛びたい」

2003 夢物語(中1)
暗い夜空に、目も眩むような光が輝いた。それは、まるで真昼を思わせるかのように夜空を照らし、そのあとすぐに消えた。
――一瞬だった。一瞬でその機械は燃え尽きた。

2004 時空物語 2004バージョン(中2)
温かな風が木々を揺らし、光は森を包んだ。鳥たちは舞い上がり、小さな鳴き声を響かせ、飛び去っていく。それは、朝だった。朝の輝きは森の中を照らし、それは、森の中の小屋にいる少女の目蓋にも当たる。追うように、風も真っ白な頬をなでた。柔らかい感触に、少女はそっと紫色の瞳をのぞかせる。
少女は、夢を、見ていた。

2005 時空物語番外編「サイハテ」(中3)
 一体どこで道を間違えたのだろうか、いつの間にか北に進んでいたようだ。
 夜ではあったが、雲間から注ぐ月光に照らされた雪が、かすかに煌いている。
 そういえば足が上手く動かせない。
 少年は、ぐらつく頭を上げて、霞む目で、沈みゆく半月を見た。

2006 時空物語一章(高1)
 メイはそっとまぶたを開いた。体を起こし、垂れてきた闇色の短い髪を適当にかきあげる。
 そして頭を上げて、唖然とする。
 ――意味わかんねえ。俺、こんなところで寝たんだっけ?
 たたずむのは樫。空一面に枝を伸ばしている。木漏れ日はわずかで、薄暗く涼しい。
 そばの泉から水をすくい上げ、口に含む。すみれ色の瞳が水面に映り、きらりと光った。

2007 魔法の小石 リメイク(高2)
「ラナ。誕生日プレゼントだよ」
 差し出されたのは、小さな石だ。
「きれいだろう。ポケットに入れておきなさい」
 ラナは素直に言われたとおりにしたが、いまいちピンとこなかった。
 ――どうせくれるなら、お菓子かおもちゃがよかったのに。
 ふてくされた少女のこころを知ってか知らずか、祖母はしわくちゃの顔でにっこりと微笑んでいたのだった。

2008 お題「海原をたゆたう波の歌」(高3)
 打ち付ける波の音で目が覚めた。外はまだ薄暗い。朝のまだ早い頃だ。
 膝を抱えたまま座っていたから、お尻がひどく痛んでいる。身体のあちこちがきしんだ。
 もう少し広いといいなあ。少年は小さい身体をさらにちぢこませ、心の中でごちる。
 ――せっかくの団体旅行だもん。もう少し、ゆったり寝られればいいのに……。

2009 砂の城(rounin)
 白亜の宮殿仰ぐ海辺の浜に、作りかけの砂の城がひとつ。
 レースつきのシルクが砂にまみれ、珊瑚色に塗られた爪先が傷つくのも構わず、一心不乱にその威容をかたちづくろうとする少女がひとり。
 
「――ちがうよ。それはね、積み上げながら作るんじゃない。最初に山を作って、それから削るんだ」
 
 少女はさっきから執拗にこちらを見つめていた視線に気づいていた。けれど、そう言われるまで振り返ることは出来なかった。ようやく安堵して、そうなの、知らなかった、と零す。二人の間に張り詰めていたものがゆるやかに解けた。


2010 緋色水晶の機械王国 プロローグ(大1)
 遥か天を貫き、夜空に枝々を伸ばす、白い大樹の下。
 冷え切った空気に、無機質な声が反響する。
 
ぐるりと大樹を囲むようにして並ぶ、鉄鎧が突き出す槍の先で、年若き少年がその痩せた背を大樹にもたせかけていた。腕の中で、少女が眠っている。あどけなさの残る顔。青い光に照らされて、元から白い肌は余計蒼白に見える。頬にさらりとかかる黒髪を避けてやって、王子と呼ばれる少年は、彼女に微笑みかける。

2011 時空物語1-1
 息が弾む。酸素が足りない。肺が悲鳴を上げ始めている。喘ぎ、肩で呼吸をする。少女は千切れそうな手足を鞭打って走る。肩口が焼けるように熱かった。鮮血が腕を伝い、鉄の臭いが鼻先を突く。
 背後からは、獣。逞しく筋肉のついた両足が躍動し、音も無く地を駆ける。その数、十数匹。群れである。
 
“渡セ”
 
 獣が走りながら、低い声で少女に唸る。
 
(なんだよ、渡せって……!)
 
 少女は泣きそうになりながら、木々の間を縫う。
 ――こんなのに追われるいわれなんて、ないのに。
 
 めぐらされた根が足に絡み、転びそうになる。荒い息が、むうわりと背に届く。腐肉を思わせるにおいだ。少女はぞっと身をすくませる。


*楽しい対比タイム*

2000
 ゴゴゴーーーー一瞬,なんだ?と思った.数秒後,それが何か分かった.洪水だ.しかも,海水に違いない. 
 ポン!とおとがした.そのあとは,水の音に何もかもかき消されて,何も聞こえなかった・・

↓十年後!

2011
 息が弾む。酸素が足りない。肺が悲鳴を上げ始めている。喘ぎ、肩で呼吸をする。少女は千切れそうな手足を鞭打って走る。肩口が焼けるように熱かった。鮮血が腕を伝い、鉄の臭いが鼻先を突く。
 背後からは、獣。逞しく筋肉のついた両足が躍動し、音も無く地を駆ける。その数、十数匹。群れである。
 
“渡セ”
 
 獣が走りながら、低い声で少女に唸る。
 
(なんだよ、渡せって……!)
 
 少女は泣きそうになりながら、木々の間を縫う。
 ――こんなのに追われるいわれなんて、ないのに。
 
 めぐらされた根が足に絡み、転びそうになる。荒い息が、むうわりと背に届く。腐肉を思わせるにおいだ。少女はぞっと身をすくませる。

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