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オリジナル創作小説に関するあれこれを書き連ねる
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 少年は動かずただずうっとその花を見つめ続けていた。何らかの思い入れがあるらしかった。いよいよ手を伸ばして花びらを捕まえ、茎に手をかけようとする。

「やめなさい。お花がかわいそうでしょう」

 少年はきょとんとして声の主を振り返る。行き場を失くした指で未練がましくそれを撫でた。

「なぜ」

 なぜかわいそうなの、と言いたいらしかった。お花はとって帰ると、すぐ枯れてなくなってしまうんだよ、だから、君がこの花を好きなら、こうやってまた見に来ればいい。お花もそのほうが嬉しいでしょう、君もそのほうが長い間この花を見ていられる。告げるとゆるりとうなずいた。

 けれど、次の朝には少年はその花を摘んで帰ってきた。日がな一日そばにおいて、とうとう翌日には花は色を失くしてしまっていた。少年は何も言わず空虚な目でそれを見つめていた。悪いことをした、というようなことをつぶやいた。

 それでも明くる日にはまた新しい花を摘んで枯らすのだった。そうせずにはおられぬらしかった。そうしてあの空虚な目で花の残骸を見つめるのだった。誰がどれだけ言って聞かせようと、いつまでもいつまでも繰り返した。
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 こういう番外小話以下の長さのお話も書こうかなと思って…
 気が向いたら気楽なきもちで書きたいです。
 それと文章リハビリです。書けない…難しい…。
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