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オリジナル創作小説に関するあれこれを書き連ねる
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あとがき代わりに20の質問
http://akitaro.moo.jp/atogaki.htm

に答えさせていただきました!
※緋色水晶ラストまでのネタバレ注意です。

1 この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。
 ふぅ…。

2 この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか?
 ヒイロのセリフ(笑)

3 この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか?
 機械王国が雪山から出てくるシーンは結構早い段階で浮かんだんだけど、その前後がまったくつながらなかった。
 あと説教臭が出ないようにというか、私の思想の押し付けにならないようにしたくて結構悩みました。

4 ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてください。
 2009年段階で、セキエイとオーロラ(仮)→水晶とか石英とかオーロラとか
>鉱物の名前を絡めたい。そのうえでファンタジーっぽく、ほんのり退廃的なタイトルがいいな。
 だそうです。
 http://jikuu.blog.shinobi.jp/Entry/145/
 結局ファンタジーで退廃的かどうかは微妙…

5 タイトルの由来(意味)は何ですか?
 二百年前に滅んだ王国の名前です。キーワードです。

6 この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか?
 趣味を詰め込んだ世界観を書きたかったのです。
 あと銀青と黒赤の女の子の組み合わせ。

7 この小説を書く上で、何か影響を受けたもの(他の作品や、他媒体の創作物など)はありますか?
 鉱物(笑)
 な、なんでしょうね。今まで読んできたのがちょいちょい来てると思いますね。

8 これがあったから、この話がかけました!(これがなかったら、かけませんでした!)というものはありますか。
 応援!パソコン!ネット断ち!(笑)

9 ボツにしたストーリー展開を教えてください。
・最後、行方不明になったカルデラさんが普通に新教師として出てくる。
・クリスの心の闇をレティが取り払う。
くらいかな…

10 プロット(思惑)どおりに進みましたか?
 わ、割と…?
 プロットが出来上がらなかっただけで、プロットからそれちゃうのは全然なかったかもしれません。最後はちょっと変わったけど。

11 これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか?
 これが書きたくてこの話を~なら、機械王国の表出。
 カルデラのあの設定は結構あとに決まったのです…。
 でも決まってからは書きたくてそれを楽しみにしてました。

12 一番こだわったところはどこですか?
 少女のかわいさ(!)

13 一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてください。
 レティレティがすきです。クリスは嫌いじゃないけどかきづらかったです。
 出番の割にすきなのはルチル。
 ニセキエイは三流すぎました。

14 実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてください。
 ルチルさんがいたら胸にダイブします。
 カルデラうざい。

15 この人にはこの言葉を言わせたかった!という台詞をキャラ別にどうぞ(実際に言わせていなくてもOK)。

カルたん「歴史に残る偉大なる偉人、かつてない程の超秀才、神の生んだ最後の救世主とまで呼ばれたセキエイ様は、んな奴と比べるなんてちゃんちゃらおかしいくらいの大天才なんだよッ!」
(自分のこと褒めすぎやろ! 絶対誇張してますよこいつ。でも気に入ってます)

ヒイロ「私の体温は、ぜんぶあげてもいいんだ!」

レティシア「いやです! いやです、カルデラ。あなたを置いていくなんて、できない!
 だって私は、私は――!」

エッダ『私は、私は、貴方が大事なのに。
 貴方がいれば何もいらないの、他のことは、どうでもいいのよ』

(上記二つはひそやかにつながっていたり…)

16 この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか?
今のところはないす。頭、からっぽっす…。

17 この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです! というシーン(か台詞)を抜粋してください。

二つ抜きますー。明るい編と暗い編

1.
 見上げると、銀の星々散る夜空では、オーロラが蒼に翡翠にたなびいている。レティシアがすう、と息を吸うと、肺が冷気で満たされた。風を受けて銀色の髪が夜空になびく。
 
 レティシアが乗る「その乗り物」の震動はひどく、排出されるガスは煙たくきつい油のにおいがしたけれど、星座の下を駆けて行く感覚は、レティシアにとって未知であり、心躍らせるものであった。

 *
 
 バイクに乗るシーン。秘密の夜の冒険って感じで、好きです。
 
2.
 意識はどろどろと淀んでいた。吐き気が渦巻きこみ上げてくる。身体が鉛のように重い。触れる空気が冷たい。かすんだ視界が、白い光を捉える。
 水晶色の白い髪が揺れる。
 氷のような空色の瞳が、虚ろにこちらを見下ろしていた。
 
 彼の兄である少年の手は、オイルで濡れていた。いつものように、黙々と作業を続ける。がんがん鳴る頭がやっと回るようになるうちに、少年の手にするものを見た。
 
「……おまえ」
 
 腕。確かにそれは、焼け焦げたセキエイの腕の一部だった。右手に腕を。左手にそれと同じかたちをした黒い金属の塊を、ようく見比べるようにして、持ち上げている。
 
「おまえ、何やってんだよ?」

 *

 復活はしたけど、決して喜ばしくない、むしろそれが絶望みたいなところが個人的に好きです。
 ホントは生きていたくなかった、という。


18 この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいですか?
 もういい(笑)満足しましたです!
 でも女の子はまだ書きます。

19 何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか?(笑)
 科学考証とか言っちゃダメですから! ファンタジーですから!(笑)

20 最後に一言どうぞ!
 皆さんのおかげで成り立っています。
 ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!
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